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スタッフブログ

2020.12.25  |  スタッフブログ

年末のご挨拶と今年の振り返り

いつもピーエムジー福岡支店のブログをご覧頂きありがとうございます。
ピーエムジー 西日本支社長の山内です。

12月14日、日本漢字能力検定協会は今年の世相を漢字一字で表現する年末の風物詩
”今年の漢字”を発表しました。

今年の漢字に選ばれたのは『密』という字で、
世界中が新型コロナウイルス感染症流行の影響を受けた一年の世相を表しています。

「3密」という言葉が提唱され、生活・行動様式が”密”にならないよう
国民が意識し続けた結果というのが、選ばれた一番の要因です。

また、海外でも「3C(※)」としてメッセージを発信されるまでになりました。
※(Crowded places, Close–contact settings,Confined and enclosed spacesの略)

しかし、まだまだ感染者数は増加しており、
今日の発表では東京の感染者数が900人越えという脅威の数字が出ています。

今後もしっかりと感染対策を行っていきましょう!

今年は未曾有の新型コロナウイルスに世界中が襲われ、
日本経済は大打撃を受けました。

弊社も例外ではなく、新型コロナウイルスの影響で
政府系・民間金融機関による融資が実施され、お客様も減少しました。

国民全員にとって甚大な被害があったと言えます。

まだまだ、いつこの不測の事態から解放されるのか予想できませんが
それでも弊社は、お客様一人一人に寄り添い、
常に新しいカタチでお客様のサポートが出来ればと考えております。

今年のブログ更新は今日で最終日となりますが、
また来年からも皆様の”タメ”になることを発信できればと考えておりますので
今後ともピーエムジー福岡支店を宜しくお願い申し上げます。

皆様、身体にはくれぐれもお気を付け下さい。
そしてよいお年をお迎えください。

ピーエムジー株式会社 西日本支社長  山内

2020.12.18  |  スタッフブログ

政府系・民間金融機関による実質無利子・無担保融資の要件を緩和について

いつもピーエムジー株式会社 大阪支店のブログをご覧頂きありがとうございます。
ピーエムジー株式会社 福岡支店の小林です。

先日12月8日に中小企業庁から、足下の新型コロナウイルスの感染拡大等を踏まえ、
GoToキャンペーンの一時停止や売上高の変動等の影響を受けている事業者等が

政府系・民間金融機関による、実質無利子・無担保融資を利用しやすくなるよう、
12月下旬から全国・全業種を対象に、売上高の減少要件を緩和すると発表しました。

具体的には、現行の「直近1ヶ月」の売上高の対前年同月比の比較に加え、
「直近6ヶ月平均」」の売上高の対前年同期の比較もできることとされています。

様々なところから出ている影響を鑑み、事業者の支援を手厚くするとのことですが、
日本政策金融公庫商工組合中央金庫などのウェブサイトで12月下旬に詳細が案内されるそうです。

政府系金融機関による無利子・無担保融資は、日本政策金融公庫の
「新型コロナウイルス感染症特別貸付」「生活衛生新型コロナウイルス感染症特別貸付」や
商工組合中央金庫による「特別利子補給制度」などがあります。

各機関ごとに既存の特別貸付や危機対応融資に係る債務を対象とした借換を可能とし、
実質無利子化の対象となっています。

民間金融機関による実質無利子・無担保融資は
信用保証制度を利用した都道府県などによる制度融資に対して補助を行うことで、
民間金融機関において実質無利子・無担保・据置最大5年の融資を可能とするものです。

信用保証料を半額またはゼロとし、
民間金融機関の信用保証付き既往債務の実質無利子融資への借換えが可能です。

事業者の金利負担、返済負担軽減につなげることが可能になるといいます。

また、民間金融機関による実質無利子・無担保融資は
セーフティネット保証4号・5号、危機関連保証のいずれかの認定を受け、
所定の売上減少の要件を満たすことが必要となります。

こうした情報は弊社のブログ内でも積極的に発信していきます!

これからもピーエムジー福岡支店を宜しくお願い致します。

ピーエムジー株式会社 福岡支店
営業部  小林

2020.12.11  |  スタッフブログ

ピーエムジー東京本社にて全体研修がありました

平素よりピーエムジー福岡支店のブログをご覧いただきまして有難うございます。
ピーエムジー福岡支店 営業部の鈴木です。

先日、ピーエムジー東京本社にてピーエムジー全体での研修がありました。

今回の研修では、ピーエムジーの理念などを再確認し、
営業職としてどのように成長していくべきかを考えさせられる機会となりました。

❝日本企業の9割を占める中小企業。しかし金融体制は常に「大企業中心の支援」を繰り返してきたことで、中小企業にはそれらの恩恵が行き渡らず、資金繰りに苦しんできました。「本当に傘が必要な人に、傘が行き渡らない」場面を、私は何度も目の当たりにしてきたのです。ファクタリングという資金調達手法は、あらゆる税制や金融の仕組みを飛び越えて生かせる、言わば新時代の「金融」。既存の金融機関に頼らずとも資金調達を支援できます。「本当に必要とする人に、傘を差し出せる」「雨が降りそうだと不安を抱えた時、自らすすんで取り出せる傘を」。そんな新しい金融を創造していきたい。そうして傘をさしてお客様と共に歩んでいく先に、私たちのコンサルティングによって、晴れの日が来るところまで導けるように。PMGはお客様に寄り添い、歩んでいく金融を実現してまいります。❞

弊社の代表・佐藤が本社のホームページにてこう綴っているように、
ファクタリング業界No.1の自覚を持ち、
いつも経営者様に親身になって経営のサポートができるようこれからも努力を重ねて参ります。

今後ともピーエムジーをよろしくお願いいたします。

ピーエムジー株式会社 福岡支店
営業部  鈴木

2020.12.04  |  スタッフブログ

コロナ禍での資金調達・・・銀行の貸し剥がしにも注意が必要です!

日頃よりピーエムジー福岡支店のブログをご覧頂きありがとうございます。
ピーエムジー株式会社 福岡支店 支店長の松本です。

コロナの影響は計り知れず、経営に打撃を受けている会社は非常に多いですね。
売り上げが90%以上減ったという話もよく耳にしますし、
実際に倒産してしまった会社も相当数あります。

さらにこれから先も、もっと多くの会社の経営状況は悪化するのではないでしょうか。

そんな中、コロナに関する給付金や実質無利子の融資が登場し、
多くの会社が一時的に資金繰りを改善することが出来ているかと思います。

日本政策金融公庫は「新型コロナウイルス感染症特別貸付」という
実質無利子・無担保の融資を開始しました。

同様に多くの銀行も実質無利子・無担保の融資を開始しました。

参照:新型コロナウイルス感染症特別貸付
参照:民間金融機関による融資

コロナの影響でどこまで世界不況が続くか分かりませんが、
現在は銀行から融資を受けやすい状況で、これはある意味チャンスでもあります。

そのため、一つの考え方ではありますが、
必要がなくても万が一のため融資を受けておくのも悪くはないと思います。

ただし、この先世の中がどうなるか分かりません。
銀行による貸し剥がしが発生する可能性も完全に否定はできません。

ちなみに会社が資金調達する際には、資金難になってからでは遅いです。

お金がない会社への融資は、返済の不安があるため実行されにくいです。
なので会社に資金があるうちに資金調達する方が良いとされています。

繰り返しになりますが、この先、世の中がどのような状況になっていくかは
まだまだ不透明な部分です。

状況が悪化していくとすれば、貸し剥がしは現実のものとなる可能性があります。
そして貸し剥がしが行われるようになれば、当然「貸し渋り」も発生します。

今までであれば融資していた条件の会社にも融資をしなくなる状況になるため、
余計に資金調達が難しくなっていきます。

このように、不安が残る融資ばかりではなく、
弊社のようなファクタリングサービスも視野に頂ければと思います。

今後ともピーエムジーを宜しくお願い申し上げます。

ピーエムジー株式会社 福岡支店
支店長  松本

2020.11.27  |  スタッフブログ

12月1日より、ピーエムジーは買取り強化をいたします!

いつも福岡支店のブログをご覧頂きまして誠にありがとうございます。

ピーエムジー株式会社 西日本支社長の山内です。

今週で11月最後の金曜日となりました。
あと数日もすれば師走に突入すると考えたら、早いものですね。

新型コロナウイルスの影響もまだまだ長引きそうで心配ですが、
皆様、お身体に気を付けてお仕事してください。

さて、来月から年末に向けてのお知らせです。

12月1日より、12月末日まで買取り強化実施いたします!

買取査定アップ期間ということで、通常営業時よりも高価格にて査定いたします。

是非、この機会に弊社へお問い合わせ頂ければ幸いです。

年々、中小企業様や零細企業様の資金繰りは難しくなってきているのが現状です。

「時間ばかりを消費し、結局良い結果に結びつかない・・」
お客様からそんなお話を耳にすることも、個人的に多くなったような気がします。

そんな現状を踏まえ、弊社では無駄な時間の浪費を抑え、
一社一社、お客様の現状をしっかりヒアリングしていきます。

当日または翌日には、お客様に合わせた資金繰り方法のご提案をいたします!

弊社のファクタリングサービスは、契約と同日に資金化となります。
成因書類などの提出書類の確認が迅速に行えれば、当日または翌日にはご契約可能です。

負担にならない、負担を最小限に抑えた資金繰り方法をご提案させて頂きますので
2020年内の資金繰りは、このお得な機会に何なりとご相談くださいませ。

今後ともよろしくお願いいたします。

ピーエムジー株式会社 西日本支社長  山内

2020.11.20  |  スタッフブログ

ファクタリングにかかる費用を安く抑えるにはどうすれば良いと思いますか?

ピーエムジー株式会社 福岡支店のブログをご覧いただきまして
誠にありがとうございます。ピーエムジー福岡支店 営業部の小林です。

早いもので年末も近付いてきましたが、コロナが猛威をふるっています。

第一波の時に比べても、感染者数や重症者数は増加傾向にありますので、
政府からのアナウンス等には極力従うよう注意してください。

さて、今日はファクタリングの買取手数料を引き下げるために必要なことを
簡単ではありますが、ご紹介させて頂きたく思います。

まず大前提として、ファクタリングを利用する際に
買取手数料の安さも、ファクタリング会社を選ぶポイントになりますよね。

買取手数料は無駄なものなので、それが高いと手元に入る資金も少なくなってしまいます。
資金繰りを良くするためにファクタリングを利用しているのに、
手元に入る資金が少ないと本末転倒です。

では、ファクタリングにかかる費用を安く抑えるにはどうすれば良いのでしょうか?

【その①】3社間取引を利用する

●2社間取引の買取手数料相場 →10%~20%前後
●3社間取引の買取手数料相場 →1%~5%前後

そもそもファクタリングは2つの取引方法がありますが、
2社間取引の場合は買取手数料が割高になってしまいます。

それに比べて3社間取引の買取手数料率は、かなり低く設定されています。
つまり、取引を3社間にするだけでも、ファクタリングの費用は大幅に下がります。

ただ、皆様「どうして3社間取引だと手数料が下がるのか?」と思われるはずです。

この理由としては、ファクタリング業者のリスクが低いから、です。

2社間はファクタリング会社が直接、売掛先様から売掛金を回収するわけではありません。
そもそも売掛先様には、ファクタリング会社の存在は知られていないので
お客様の元に売掛金が入金されます。

そうなってしまうと、お客様がその売掛金を使い込んでしまったり、
様々なトラブルの元となってしまいます。

そのような観点から、リスクを鑑みて2社間取引は買取手数料が高めの設定になります。

これが3社間の場合だと、売掛先様はファクタリング会社の存在を認知しているので
売掛先様から直接、ファクタリング会社へと入金がされます。

この場合、お客様が売掛金を使い込むなどの心配がないため、
買取手数料率は各段に下がります。

【その②】売掛先の信用度が高い

売掛先様が大企業であれば、買取手数料は下がりますが
売掛先様が中小企業である場合は、大企業に比べて買取の手数料は上がります。

また、ファクタリングはお客様ではなく、売掛先様の信用情報などを重視するので
売掛先様が黒字経営である場合には買取手数料が下がりますが、
赤字経営だと、逆に買取手数料が上がってしまいます。

ここでもリスクが高い売掛先様の買い取りとなると、買取手数料はその分上がります。

誰でも一度は名前を聞いたことがあるような大企業であれば、
ちょっとした経営の悪化であっても持ち直す可能性が大いにありますよね。

ですが中小企業であると、企業としての体力がありません。赤字経営の場合も然りです。

そういった意味でも、少しでも多額の資金調達をしたいと考えるのであれば
業績が好調な会社の売掛金を選んでください。

そうすることで買取手数料を引き下げられ、結果として多額の資金調達も可能になります!

【その③】売掛金の支払期日までが短い

ここでも単純な話ですが、売掛金の支払い期日までが短いとファクタリング手数料が下がり、
支払期日が長いと、ファクタリング手数料が上がります。

売掛金の支払い期日が短ければ短いほどファクタリング業者としてのリスクが下がります。

ファクタリング会社としては、早い段階で回収できる可能性が高いので
”一ヶ月”をボーダーラインと考えて下さい。

一ヶ月以上先に支払期日がくる売掛金に関しては買取手数料が上がり、
一ヶ月月未満であれば手数料が下がる傾向にあることを覚えておいてください。

【その④】売掛金額が高い

高額な売掛金を保持している場合、ファクタリングでの買取手数料は下がり、
逆に少額の場合だと買取手数料は上がってしまいます。

ファクタリング会社から見ると、高額のファクタリングであればあるほど
利益が高くなるものです。

簡単な例ですが、

■100万円の売掛金をファクタリングする場合(買取手数料率:20%)
→ファクタリング会社の買取手数料受け取り額=20万円

■1,000万円の売掛金をファクタリングする場合(買取手数料率:20%)
→ファクタリング会社の買取手数料受け取り額=200万円

これほどまでに差が出てしまいます。

高額でのファクタリングの方が、もちろんファクタリング会社としては嬉しいので
結果的に買取手数料を引き下げて対応してくれる確率が高いと言えます。

今回はファクタリングの買取手数料にまつわるお話をさせて頂きました。
皆様の参考になれば幸いです。

今後ともピーエムジー福岡支店を宜しくお願い申し上げます。

ピーエムジー株式会社 福岡支店
営業部  小林

2020.11.13  |  スタッフブログ

ファクタリングと給与ファクタリング、その違いを簡単にご説明します

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
ピーエムジー福岡支店の鈴木です。

皆様は「BtoB」や「BtoC」などの言葉を聞いたことはあるでしょうか?

企業が販売する製品やサービスには大きく分けて二つ、
法人向け(Business=BtoB)と消費者向け(Customer=BtoC)という違いがあります。

その名のせいで紛らわしくなっていますが
同じファクタリングという名でも、ファクタリングは「BtoB」であり
給与ファクタリングは「BtoC」として分類されます。

一般的に言われているファクタリングとは、あくまで”事業者向けのサービス”です。
なので当然、事業者しか利用することができません。

ここで言う「事業者」とは、法人や個人事業を経営している代表、つまり社長を指します。

しかし給与ファクタリングは事業者以外の人を対象としています。
要するにサラリーマンや契約社員・派遣社員・アルバイトなどがそれにあたります。

まずここが大きな違いと言えるかと思います。

そして次に、本来のファクタリングは
売掛債権をファクタリング会社に売却することにより、売却益を得ることです。

売掛債権=売り上げをもらう権利で、売掛金とも言います。

売り上げをもらう権利があるということは
取引先に商品やサービスを納品、または提供したということになりますよね。

このように考えると、一般のサラリーマンが売掛債権を持っているでしょうか・・?
持っていません。
厳密には売掛債権は持っていませんが、給与債権は持っています。

とはいえ、ファクタリングは売掛債権を対象としたサービスであることには変わりないので
給与債権は弊社のファクタリングの対象外となります。

これまで一般的なファクタリングと給与ファクタリングが同じか違うか、
様々な意見が交わされていました。

そんな中、2020年3月に金融庁が
「給与ファクタリングは貸金業に該当する」という見解を示しました。
東京地裁においても「給与ファクタリングは貸付に該当する」という認定がされました。

また日弁連でも「金銭の貸し付けに該当すると考えられる」という声明が出さています。

国・裁判所・日弁連の三つが統一した見解となっているのは一目瞭然です。
ここまで来てしまうと、これらの意見を覆すのはなかなか難しいと思われます。

ただ一つ注目いただきたいのは、これらは給与ファクタリングについての見解であり
一般的なファクタリングについての話ではありません。

つまり、一般的なファクタリングと給与ファクタリングは
全くの別物だという見解だと理解できます。

参照として金融庁・日弁連の生命のリンクを貼っておきますので
気になる方は下記リンクより各声明をご覧ください。

参照:金融庁の回答文書    参照 :日弁連の会長声明

これまで弊社のブログでは何度も申し上げてきていることではありますが、
やはり自分を守るという意味でも給与ファクタリングの利用はお勧め出来ません。

もし一度利用すれば、もちろん対価としてお金を手にすることができるかもしれませんが
異常なほどに手数料が高く設定されています。

20万円の給与債権を持ち込んだとして、
15万もしくはそれ以下の金額しか手にすることができません。

また一度利用しただけで止まるでしょうか?
何度も何度も繰り返し利用してしまう恐れもゼロではありません。

毎月給与ファクタリングを利用した場合、
毎月給与が低くなった状態と同じことになってしまい、負のループに陥ります。

世の中おいしい話はなかなかありません。
もし給与ファクタリングの利用を考えているのであれば、今一度よく考えてみてください。

今後ともファクタリングに関する情報がありましたら積極的に発信していこうと思います。

今後とも宜しくお願い致します。

ピーエムジー株式会社 福岡支店
営業部  鈴木

2020.11.06  |  スタッフブログ

ファクタリング会社を騙すような行為は法的措置を取られます!

いつもピーエムジー福岡支店のブログをご覧いただきまして
誠にありがとうございます。

ピーエムジー株式会社 福岡支店 支店長の松本です。

新型コロナウイルスが再び猛威を振るっており、
その影響でファクタリング業界も非対面での契約が増えていると耳にします。

もちろんお客様からのご要望があればそれにお応えしますが
基本的には弊社のご契約では実際にお会いする形を取らせて頂いております。

多くのファクタリング会社は対面でのご契約という形が多いかと思いますが、
それにはれっきとした理由があります。

対面での契約が基本とされている理由としては、
ファクタリングにおいて『信用』が最重要事項であるからです。

「どの金融サービスも同様に信用が大事じゃないのか?」と思うところですが
特にファクタリングの場合では、資料の偽造などが他の金融サービスに比べ簡単なので
実際にお会いして、”人となり”を見て判断するケースが多いのです。

ファクタリングは売掛債権を売却し、資金調達するサービスです。
その際には、ファクタリング会社は申込者から持ち込まれた売掛債権を審査します。

審査するポイントで一番重要なのは『正真正銘、本物の売掛債権か』という点です。
その判断をするために、売掛先へ出されている請求書や納品書、
また銀行でのやり取りを確認するために通帳を判断材料とします。

しかし請求書や納品書は、お客様から出すものなので、簡単に偽装することができます。
また通帳の場合も、コピーをファクタリング業者に渡すため、偽装は可能です。

特に、売掛先様と手を組んでいる、いわゆる”グル”だった場合
その偽装行為はファクタリングが見抜くことは難しくなってしまいます。

少なからず弊社でも、過去にそのような事例を乗り越えてきました。
良くも悪くも、何度も書類偽造の経験を持っているため、
その対応策もしっかりと準備しています。

だからこそ、書類以外の判断材料も必要と言えるわけです。

直接話をしてみることで、その人の話が辻褄が合っているのか、
それとも合っていないのかは金融のプロであればある程度判断できると言えます。

補足ではありますが、上記で述べたような書類の偽造をした事業者は
当然のことながら【詐欺罪】に該当します。

書類の偽造をして売掛債権を売却した事業者への対応としては
どのファクタリング会社でも大体は法的手段になる可能性が高いはずです。

ファクタリングは、今や経営者様であれば一度は聞いたことがある言葉です。
そんなファクタリング会社は金融のプロです。
だからこそ、ファクタリング会社を騙すような行為にはお気を付け下さい!

日没の時間が早くなり、朝晩の気温はどんどん下がっています。
皆様ウイルス対策・風邪対策は万全になさってください。

今後ともピーエムジー福岡支店を宜しくお願い申し上げます。

ピーエムジー株式会社 福岡支店
支店長  松本

2020.10.30  |  スタッフブログ

ファクタリングが出来ない「売掛金」があることをご存じですか?②

明日で10月も終わりですね。皆様、いかがお過ごしでしょうか?

ピーエムジー株式会社 西日本支社長の山内と申します。

日本でハロウィンがイベント化されてから数年経過しますが
今年のハロウィンは、コロナの影響もあって、
少し盛り上がりも落ち着くことが予想されています。

コロナの感染者数も、少し前より増加傾向にありますので、
引き続きの感染対策に加えてインフルエンザの予防にも努めていきましょう!

さて、前回のブログにて、弊社の小林から
”ファクタリングが出来ない売掛金”についてご紹介させて頂きました。

以前ご紹介したもの以外にも、ファクタリングが出来ないケースは存在します。
今回は、前回の補足情報をご紹介いたします。

①売掛金額を証明できるものがない
売掛先様へ発行した請求書しか無い場合、請求書の信ぴょう性に欠けます。

大企業や上場企業では、コンプライアンスなどの観点から
契約書・注文書・納品書・受領書といった書面のやり取りが求められます。

しかし、信頼で取引をしている中小零細企業間の取引では
Excelから出力しただけの請求書を送付しているだけ、という事も少なくありません。

売掛金を買い取っている弊社からすれば、
売掛先から発行された書面が無い=売掛金が本当に存在する証拠がない、となり
リスクが高いという判断になってしまいます。

②売掛先の業歴があまりにも浅すぎる
お申込者様の業歴自体はファクタリングの審査であまり問われませんが
売掛金の支払い義務がある売掛先様が設立3ヶ月では、審査結果は微妙と言えます。

その理由としては、売掛先様の業績が見えないので
買い取った売掛金を支払えるのかどうかが定かではありません。

このような状態ではリスクの判断が難しいため、
多くのファクタリング会社では買い取りが難しいとされます。

ファクタリングの審査においては
第一に売掛先様の信頼度・第二にお客様の信頼度という優先順位になります!

③手形で支払われる売掛金
売掛金の全部、または一部が手形で支払われるといった場合は
ファクタリング会社としては、手形の決済日まで入金を待つ必要があります。

リスク拡大の懸念もあり、ファクタリング会社は重い腰が上がらない状態になってしまいます。

また法律上、手形割引は貸金業者として登録をしていないと取扱いが出来ないので、
金融機関や手形割引業者へのお問い合わせをお勧め致します。

今回のブログでは、前回の補足として
ファクタリングが出来ない売掛金についてご紹介させて頂きました。

請求書以外の書面のやり取りに関しては、ファクタリングに利用するしないに関わらず
万が一のトラブルなどに備え、証拠として取得しておくに越したことはありません。

また、きちんと管理しておくことも重要ですので、細かく管理していきましょう!

弊社ではお電話やメールでファクタリングに関するご相談を随時受け付けております。

ファクタリングでの資金調達が初めての方にも丁寧なご説明を心掛けておりますので
是非、お気軽にお問い合わせください。

今後ともピーエムジー株式会社をよろしくお願い申し上げます。

ピーエムジー株式会社
西日本支社長  山内

2020.10.23  |  スタッフブログ

ファクタリングが出来ない「売掛金」があることをご存じですか?①

平素よりピーエムジー福岡支店のブログをご覧頂きありがとうございます。
ピーエムジー株式会社 福岡支店の小林です。

皆様は、ファクタリングで利用される”売掛金”にも、様々な種類があり、
ファクタリングで債権が譲渡できないものがあることをご存じでしょうか?

今日はそんな売掛金についていくつかご紹介できればと思います。
皆様の参考になれば幸いです!

①「債権譲渡を禁止されている売掛金」
民法46条2項に規定されている”譲渡禁止特約”がこれに当たりますが、
譲渡禁止特約に反して債権譲渡契約をしても無効になってしまいます。

ただ、売掛先様が譲渡を承諾した場合は契約が有効になるので
債権譲渡禁止の条項がある場合は、三社間契約のみの場合が大多数です。

『譲渡禁止特約があってもファクタリングが可能!』などと謳う業者もありますが
万が一、契約に違反していることが判明すると
売掛先様から取引停止などの措置が取られるリスクがあるので、要注意です。

②「金額が確定していない売掛金」
そもそもファクタリングは売掛債権の売買です。

経営者様が、売掛先と取引契約書で取引金額や売掛金の支払日を定めていても
不測の事態で納品が遅れたり、返品があって金額が変わることがあります。

売掛金額が変わる=ファクタリング会社での買い取り額も変わるので、
売掛金額が確定しないと買い取ることが出来なくなってしまいます。

③「納品やサービス提供前の売掛金」
売掛先様と取引契約を交わしたものの、
まだ納品していないうちに請求書を発行しているケースがありますが
未納品のものに関しては請求ができません。

注意していただきたいのは、
”契約書を作っただけでは売掛先に売掛金の支払義務は発生しない”ということです。

中小零細企業間取引の場合、口約束で取引が進んでしまうこともあります。
しかしファクタリング会社からしてみると
口約束では、第三者として内容を知ることが出来ません。

なので、買取ができないというわけです。

④「契約条件を口頭で変更している際の売掛金」
取引契約書で販売金額や支払日を決めているにも関わらず、
売掛先様との間で、支払日を一ヶ月先延ばしすることに合意していたり
一回払いの契約のものを複数回払いに変更しているケースも稀に見られます。

これも上記③と同じで、ファクタリング会社は内容変更の確認が取れません。
ファクタリング会社は取引の実態を確認しないと
売掛金の買い取りが出来ないので、必ず書面などは残しておくようにしましょう。

今回のブログでは、ファクタリングで買取が出来ない売掛金についてお話しました。

この4つ以外にも、買取対象外の売掛金がまだ存在しますので、
また次回のブログにてご紹介させていただきます!

これから日に日に肌寒くなりますので、体調管理には気を付けましょう。
今後ともよろしくお願いいたします!

ピーエムジー株式会社 福岡支店
営業部  小林