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2021.08.27  |  スタッフブログ

ノンバンクから売掛債権早期資金化サービスへ移行されたお客さまの実例

いつも福岡支店のブログをご覧いただきありがとうございます。
ピーエムジー西日本支社長の山内です。

さて、本日は売掛債権早期資金化サービスの利用事例についてご紹介いたします。

地域:福岡県
業種:建設業
年商:12億
ご利用金額:1500万

弊社サービスのご利用を検討していただいた経緯は、
今まで利用していたノンバンク系のサービスが閉業してしまったことが大きな理由となります。

銀行からの借入もすぐには厳しく、知人からの借入や
下請け業者に待ってもらうなどの検討をしていたとのことでした。

そこで売掛債権を早期に流動化できることを知り、
弊社のホームページを見て頂いたことで、前向きに検討してくださいました。

建設業の方は入金サイトと支払いサイトが違ったりする影響で、
売り上げは立っていても資金繰りがスムーズにいかないことがあるかと存じます。

そんなときにセカンドファイナンスをご用意するのは、
今の時代スタンダードになってきたと言っても過言ではありません。

この代表者さまは、知人から借りるのも、下請け業者に待ってもらうのも信用に傷がつき
総業30年続けられてきたお仕事への影響を一番に懸念されていました。

利用していただいた感想としては、スピードがとにかく早く
査定から契約まで即座に対応してもらい、大変便利で助かったと仰っていただきました。

今後の流れとしては、キャッシュフローの改善を図るために
弊社でコンサルティングさせていただき、M&Aにて資金調達のサポートいたします。

その資金をもとに更なる事業拡大まで弊社と共に進めることになっております。

社長さまに「ピーエムジーに出会えてよかった」と仰っていただけたことが
私としても、何よりの財産になります。

今後も多くのお客様にお喜びいただけるよう、
日々謙虚に学びお客様にとって有益な情報提供やサポートをしていきます。

少しでもご興味をお持ちいただけたましたら、お気軽にお問い合わせください。

ピーエムジー西日本支社長
山内

2021.08.20  |  スタッフブログ

福岡4度目の緊急事態発令~県、混雑場所への外出半減求める~

お世話になっております。
ピーエムジー福岡支店の小林です。

新型コロナウイルスの緊急事態宣言は今日8月20日、新たに福岡など7府県が対象に追加され、
計13都府県に拡大しました。

期間は9月12日までで、福岡県は宣言の発出に伴い、
再び酒類やカラオケを提供する飲食店に休業を要請することとしています。

また、百貨店などの大型商業施設には来店客の入場制限を要請し、
特に感染リスクが高い「デパ地下」は繁忙期の半数以下となるよう求める方針だそうです。

まん延防止等重点措置の対象も、鹿児島など10県が新たに追加され、計16道県に広がりました。

昨日19日の国内新規感染者は2万5千人を超え、2日連続で過去最多を更新しています。

福岡県に宣言が出るのは4回目で、
県内全域での飲食店の酒類提供停止は、5~6月の前回宣言時以来となります。

酒類やカラオケを提供しない飲食店には午後8時までの時短営業を要請し、
宅配や持ち帰り店などは時短要請の対象外となるそうです。

服部誠太郎知事は19日、
「非常に危機的な状況。最大の対策は一人一人の意識と行動にある」と協力を呼び掛けていますが

正直、4度目の発令となり国民の危機感も薄れてきているような気がします。

現に、筑後地区で20代以下の若者の感染が急増しているそうです。

全世代に占める割合は、第4波が猛威を振るった4月は3割だったものの、8月は5割に増加しました。
10歳未満も多く、保育施設の臨時休園が相次いでいるようです。

昨日、久留米市から市内の保育施設でクラスター(感染者集団)が発生したと発表されました。

コロナワクチンは普及されつつありますが、まだまだコロナは終息せず、余韻は続いています。
中小企業様のダメージは広がっていくばかりで、弊社にも多くのお問い合わせをいただいております。

もし何か少しでもご不安なことがあれば、弊社一同誠心誠意お力にならせていただきますので、
いつでもご相談お待ちしております。

今後ともピーエムジー福岡支店ならびに、ピーエムジーオフィシャルブログをよろしくお願い致します。

ピーエムジー福岡支店
営業部  小林

2021.08.13  |  スタッフブログ

遅れてやってきた“3度目の梅雨”・・・お仕事に影響は出ていませんか?

いつもピーエムジー福岡支店ブログをご覧いただきありがとうございます。
福岡支店 営業部の鈴木です。

九州地方で11日から降り続く雨は、少なくともあと1週間は続く見通しだそうです。

例年なら太平洋高気圧に覆われて晴天が続く時季だですが、
対馬海峡付近に前線が停滞し、専門家は「非常に珍しい気象条件」と指摘しています。

また、「3度目の梅雨のようだ」と災害を警戒する声もよく耳にします。

今年の九州北部の梅雨入りは5月15日で、統計を取り始めて2番目に早かったそうです。

ただ、しばらく晴天が続き、再び梅雨空となった6月中旬以降は
「2度目の梅雨入り」と受け止められました。

そのまま九州北部は大規模な災害に見舞われることなく、7月13日に梅雨明けを迎えたはずでした。

福岡管区気象台などによると、大陸から延びる前線は対馬海峡付近に停滞。
この時季には日本列島を覆うはずの太平洋高気圧が、九州全体を覆うほどに張り出していません。

このため、前線と高気圧に沿って流れ込む二つの暖かく湿った空気が
九州付近で合流して大雨を降らせているそうです。

日本気象協会九州支社の松井渉気象予報士によると、11日からの雨をもたらしている気圧配置は
例年であれば「7月上旬や中旬の梅雨末期にみられる」ということです。

季節外れの長雨は1週間先まで続くとみられ「遅れてきた梅雨」の様相を呈しています。

また、災害の危険性も高まっています。

現在の気圧配置は、広い範囲に浸水被害を出し、
佐賀と福岡両県で4人が亡くなった2019年8月の記録的大雨に似た状況だということです。

雨の勢いが強まったり弱まったりを数日繰り返し、
線状降水帯が発生すれば大規模災害に繋がりかねないと警鐘を鳴らす声も連日報道されています。

こうした不測の事態では、建設業の経営者様の場合
工事が予定通りに進められなかったり、運送業の経営者様も運送に遅延が出てしまったりなど
様々なトラブルが起きてしまう場合があります。

そういった場合、銀行融資などの資金調達では、調達までに時間を要しますが
弊社ピーエムジーであれば即日対応が可能ですので、経営者様のお力になれると自負しております。

リスク回避の一つの手段として、ぜひ弊社ピーエムジーを認識しておいていただけると幸いです。

今後とも福岡支店を宜しくお願い致します。

ピーエムジー福岡支店

営業部  鈴木

2021.08.06  |  スタッフブログ

黒字倒産の事例を、実際に起こった例を挙げて詳しくご紹介します

お世話になります。
ピーエムジー福岡支店 支店長の松本です。

皆さま、企業は一体いつ倒産すると思いますか?

企業が倒産するのは、損失を出した(赤字になった)時だけではありません。
支払うべき債務が支払えなくなったときに、企業は倒産します。

したがって、たとえその企業の業績が好調であったとしても、
支払うべき債務が支払えなくなってしまえば、会社は倒産してしまいます。

今回のブログでは、業績好調な企業が突然黒字倒産した事例として
実際にあった黒字倒産の事例を紹介していきたいと思います。

2015年4月30日、化学品や合成樹脂等の専門商社である企業が
民事再生法の適用を申請し、事実上の倒産に至りました。

この企業(以下、A社とします)は、2014年の3月期決算までは好業績を続けていました。

その後、中国の取引先から代金が回収できないなど、
傾注していた中国事業での失敗が表面化してしまったようです。

結果として債務超過に陥り、創業以来109年続いた歴史に幕を下ろす形となりました。

しかし驚くべきことに、このA社、倒産の直前まで好業績を続けていました。

明治29年に創業して以降、染料・工業薬品や化学薬品などで業容を拡大し、
平成18年には東証1部に上場します。

その後、2006年頃から中国への進出を強め、化学品や電子部品などの販売で業績を伸ばしました。

2014年3月期決算の連結最終利益は4期連続で過去最高を更新し、売上高は2千億円を突破します。
売上高、営業利益、経常利益、当期純利益とも毎期増収増益で、
2015年3月期も大幅に増収増益の予想となっており、さらには配当金も増加傾向にありました。

これだけをみると、A社の業績に文句の付けようはありません。

しかし、好調な業績とは裏腹に、中国の大口取引先からの代金回収が滞ったほか、
中国子会社の不正取引などによる特別損失計上で、2014年12月末時点で234億円の債務超過に陥ります。

A社の売上高のうち中国市場は7割を占め、
過大な中国依存度が屋台骨に大きな衝撃を与える結果に繋がって、倒産に至ることになりました。

倒産に至った直接的な要因は、中国の子会社で計上されていた売上債権(売掛金)に対して、
多額の貸倒引当金を計上した結果債務超過となり、負債総額約700億円が返済不能となったためです。

しかし、売上高は好調に伸びていたA社ですが、
ビジネスでの現金の流れを示す営業キャッシュフローは、2014年3月期まで5期連続でマイナスとなるなど
現金の管理が杜撰であったことが倒産の直接的な原因であると考えることができます。

本業のキャッシュフローがマイナスとなる一方で、
金融機関からの借り入れなどを反映する”財務キャッシュフロー”は膨らんでいて

営業キャッシュフローが継続的にマイナスとなっているツケを回収できないまま、
借り入れで財務キャッシュフローを向上させていました。

売上高は伸びているのにも関わらず、その売上代金を回収することができなかった・・・
つまりA社は商社として、モノを売るには売ったものの
肝心の資金回収ができていなかったと考えることができます。

これほどの巨額の損失を抱えておきながら、銀行からは多額の融資を受けていたところを見ると、
粉飾決算などの不正があった可能性もありますが、

いずれにしてもA社の倒産事例は、売上代金の回収、
つまり売掛金の回収が経営にとって非常に重要な意味を持っていることを教えてくれます。

営業キャッシュフローのマイナスが問題となる理由は、
それは「本業でキャッシュを獲得するどころか、キャッシュが失われている」状態を意味するからです。

企業が継続・発展するためにはキャッシュが必要不可欠です。
黒字決算が続いていても、キャッシュが足りなくなれば企業は倒産してしまいます。

損益計算書において黒字であるにもかかわらず、
営業キャッシュフローがマイナスの場合には注意しなければなりません。

黒字なのにキャッシュが逆に流出してしまって状態を意味しているわけなので、
なぜそのようになっているのか、その理由を詳しく分析していく必要があります。

こうした経営に関するサポートも、弊社では承っております。

また、提携の士業様とコンタクトを取り、経営改善についても支援させていただいております。

企業の経営に関する問題は簡単に解決できるものではありません。
総合金融サービスのプロとして、最善のご提案をさせていただきます。

ぜひピーエムジー福岡支店までご相談くださいませ。

ピーエムジー福岡支店
支店長  松本