STAFF BLOG

スタッフブログ

2023.11.27  | 

~中小企業が抱える人手不足の深刻化~

皆様こんにちは🌟
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
今回の記事は、小林が担当いたします。🙋‍♂️🙋‍♂️

今年に入り、コロナ融資の返済開始や社会保険・税金の差押え、ガソリンや仕入れの高騰など中小企業を取り巻く環境は厳しいですが、更に繁忙期となる年末年始、年度末へ向けて今回は最近多くの経営者様からのご相談として急激に増加している『人手不足』に注目した記事を取り上げさせていただきます。
 

【現在の中小企業の現状】

 

2023年10月の倒産件数は、18カ月連続で前年同月比を上回り、3月の800件に次いで今年2番目の790件(前年同月594件、33.0%増)となり、年末にかけてさらに増加するとも言われております。
また、負債総額は3055億8400万円(前年同月806億2600万円、279.0%増)と2カ月連続で前年同月を上回り、特に大型倒産の増加により全体を押し上げています。
業種別では、『建設業』(前年同月97件→162件、67.0%増)は10月としては9年ぶりに160件を超えて今年最多を記録となり、『運輸・通信業』は、「道路貨物運送」が2022年通年の件数を超えてきています。
 

【人手不足について】

 

上記の倒産の要因でもある 「人手不足倒産」は、2023年10月に29件(前年同月14件、107.1%増)発生し、前年同月から倍増し、過去最多の2023年4月に次ぐ高水準となりました。
また、2023年の累計は206件となり、過去最多の2019年(192件)を上回り、初めて200件を超え、業種別では、『建設業』(77件)が最多で、職人不足やそれに伴う外注費負担の増加による倒産が目立ちました。

●企業における採用の現状
日本商工会議所と東京商工会議所が全国約6,000社の中小企業を対象に実施した調査によれば、「人手が不足している」と回答した企業の割合は全体の約65%に達していました。
業種別に見た場合、建設業(77.6%)、運輸業(76.6%)、宿泊/飲食業(73.9%)等、7割以上の企業が人手不足に直面しているのが実情です。

●人手不足が起きている要因

昨今の人材不足の深刻化には、複数の要因が関わっており、主な要因として挙げられるのは、下記の4点となっております。
少子高齢化の加速
人材ミスマッチ
DX推進の遅れ
新型コロナウイルス感染症の影響緩和
 
●人手不足による企業への影響

人手不足による大きな影響は大きく下記の3点が挙げられます。
労働環境の悪化
離職者の増加
企業価値の低下
 
このように、会社経営をも揺るがす『人手不足』を少しでも解消することができれば経営者の方々の更なるお役立ちができると考えこの度、Evand株式会社様と業務提携を開始致しました。

【Evand株式会社】

 
Evand株式会社様は、
「人」がいないから、事業を維持・継続させることができない、事業拡大や新しい取り組みにチャレンジできない、そんな企業の「できない」をゼロにする
自分の適性や向いている仕事が分からない。きっかけがなくて、新しい一歩を踏み出せない。
そんな学生や就職希望者たちの「できない」をゼロにする
Evandは、一人ひとり、一社一社と深く向き合う人材紹介事業を通してあらゆる「できない」を「できる」に変え、人が輝く機会を創出しています。

主な業種としては、建設業、運送業、製造業、卸売業といった4大業種から広告、IT、人材と様々であり、年間3万5千名の人材のデータベースを形成、お客様の状況や要望に合わせた最適な人材をご提案が可能となっております。

お客様のパートナーとして採用活動の効率化と質の向上に貢献するために、求人・採用活動にあてるリソースやノウハウが不足しているというお客様に対して、採用に必要な打ち合わせ、求人企画、応募対応、面接、選考などをワンストップで遂行することで、お客様の業務負荷とコストを大きく削減するとともに、採用活動の質を高め、企業にとって重要な経営資源のひとつである「人」の強化をサポートもおこなっております。

現在、人手不足にお困りである方、そうでない方に限らず本サービスを知って頂くことは,弊社のご提案させていただいておりますファクタリングサービス同様、今後の保険にもつながると考えております。
是非、今後の危機管理対策としてこの機会にお見知りおきくださいませ。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました😊☆彡
 

参考文献:
・帝国データバンク 倒産集計一覧 2023年10月版 https://www.tdb.co.jp/tosan/syukei/2310.html
・三井住友銀行 https://www.smbc.co.jp/hojin/magazine/personnel/lack-of-workforce.html
・J-Net21 https://j-net21.smrj.go.jp/news/hgc8pd000001r322.html
・日本商工会議所 https://www.jcci.or.jp/news/jcci-news/2023/0928140000.html
・Evand株式会社ホームページ https://evand.jp/business/placement

2023.11.20  | 

”ChatGPTとは??”

皆様はじめまして🌟
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
今回の記事は、篠塚が担当いたします。🙋‍♂️

突然ですが、”異次元のAI”と言われている『ChatGPT』(チャットジーピーティー)をご存じでしょうか?
今回はその『ChatGPT』についてご紹介したいと思います。
『ナレッジふくおか』の 9,10,11月号でも取り上げているので是非そちらもご覧いただければと思います!!
 

【ChatGPTとは?】

 

 『ChatGPT』とは自然言語処理のAIモデルで、テキスト作成、質疑応答、文書要約など幅広いタスクに対応していて、情報提供、コンテンツ作成、カスタマーサポート、データ分析など様々な分野で効率的に活用されています。その恩恵はもちろん中小企業を経営者の方々にも受けることができます。ですが、実際はChatGPTへの関心はあるものの、使っている企業はまだまだ少ないのが現状です。実際に、中小企業のほうが大企業より活用するメリットは大きいと中小企業診断士の内幸次氏は語っています。少人数で経営し、経営資源にも限りがある中で効率性を最大限高め、売上を上げていくためにChatGPTの活用のポイントを抑えておくことが大事となります。具体的な例として「文章の生成」、「情報収集のデータ分析」があります。

⒈文章の生成

 
 『ChatGPT』は質問に回答したり、雑談できたりするだけでなく、うまく使うことで事務作業を手伝ってくれる優秀なパートナーになりえます。例えば、メールの文章、資料等の作成の案を自然言語で指示するだけで瞬時にアウトプットしてくれます。
これにより、煩雑な文書作成やメール等の作成を自動生成し、時間の節約になり、より本業に時間を避けるようになるでしょう。

2.情報収集とデータ分析

 

様々な情報を集めることに関しても『ChatGPT』は得意としています。
強大なデータベースと豊富な知識にアクセスできるため、様々な質問や疑問に答えることができます。
更に得た情報を更に細分化し、情報の要点を何点かに絞ることも可能なため、箇条書きでまとめ、振り返りやすくすることも可能になります。


 

【まとめ】

 

このように『ChatGPT』では、 プロンプト(指示文)で具体的なタスクや情報要求を伝えて、役割を定めることで使用者の望む回答を導くことが鍵となっています。ChatGPTは中小企業の経営者の方々にとって業務効率化を進める効率的なツールです。
積極的な導入と活用により、社長の負担を少しでも軽減しうるものだと私は確信しています。

私たちは九州地区の中小企業の皆様の切り札となることを目指しており、有益な情報の発信や独自に運転資金や設備資金の資金調達のサポート、経営相談、経費削減、助成金の案内など、幅広い支援を行っています。
中小企業支援機構を通じて、皆様の経営の発展を全力でサポートいたします。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました😊☆彡
 
参考文献
・ソフトバンクビジネスブログ「話題のチャットGPT、企業のどんな業務に利用できるのか?」
・週間ダイヤモンド2023年9月9日「コピペですぐに使える!ChatGPTプロセント100選」