金融支援策である新型コロナの無利子・無担保融資が懸念されている理由
いつもピーエムジー福岡支店のブログをご覧頂きありがとうございます。
ピーエムジー株式会社 西日本支社長 山内です。
今年も猛暑の夏が続いています。
気温が40度を超す、もしくはそれに迫る日が各地で続き、
8月17日には静岡県浜松市でこれまでの国内最高気温と並ぶ41.1度を記録しました。
世の中は新型コロナウイルス感染第2波の真っただ中ですが
人も、企業も、この厳しい状況下でなんとか持ちこたえています。
東京の新規感染者数が連日200人や300人を超え、
大阪ではさらにそれを上回る重症患者が発生していますが
今のところ、社会・経済の決定的な破綻には至っていません。
ここまでの新型コロナ関連倒産は、8月21日時点で458件となっており、
6月・7月は各月100件超のペースで倒産が発生しています。
しかしリーマン・ショック時のような恐慌状態にはほど遠いとされています。
無利子・無担保融資をはじめとする、政府の金融支援策の賜物とも言えますが、
ここで新たな問題点が2つ浮上してきました。
ひとつは赤字、債務超過など財務体質の脆弱だった企業や
以前よりリスケやデフォルトのあった企業など
本来なら3月~4月のコロナ流行初期段階で倒産していた企業が相当数延命しており、
9月~10月にはその運転資金が尽きると見られています。
秋以降の倒産、もしくはリスケの増加を予測する向きが多いのはこれが要因です。
もうひとつは、金融支援策が”必要なところにはほぼ行き渡った”と言われるのが、
実は”必ずしも必要としていないところにまで行き渡った”ことにより
3年間(最大5年間)返済の必要がなく、無利子・無担保の好条件となれば
「これは使わない手はない!」と言わんばかりに、
優良な中堅・中小企業が減資してまで融資を受ける可能性があります。
最悪のケースでは逆粉飾で赤字を装ったり、
金融機関の側ではこれを格好の営業ツールとして大攻勢をかけるなど
様々な動きが見られるとされています。
企業の運転資金は半年~1年で尽きるとよく言われますが
実際のところはどうなるのでしょうか。
弊社ではこのような事態になる前に、
最適な資金調達・資金繰りのサポートをさせて頂いております。
追加の融資が受けられず資金繰りに困っている・・というお客様から
何件もお問い合わせを頂いております。
柔軟な審査とフットワークの軽さで多くのお客様に支持を頂いておりますので
是非一度弊社までお問い合わせくださいませ。
弊社の営業スタッフがお客様の会社へご訪問、または弊社に来店していただく、
上記以外にも契約の方法は多数ご用意しておりますので
何なりとお申しつけ下さい。
今後ともピーエムジー福岡支店を宜しくお願い申し上げます。
ピーエムジー株式会社
西日本支社長 山内
状況が悪化する前に事業を止めよう・・・その前に弊社へご相談下さい!
いつもブログをご覧頂き有難うございます。
福岡支店 営業部の小林です。
お盆が過ぎ、今後どのように日本経済が推移していくのか心配が絶えません。
それに加えてコロナ禍の中、猛烈な暑さでの熱中症なども連日報道されています。
例年とは違ったことばかりで気が滅入りそうになりますが
感染症対策と併せて熱中症対策もしっかり行い、健康管理を徹底していきましょう!
今年の夏は、新型コロナウイルスの感染拡大によって
海外旅行は当然のことながら、日本国内の移動についても自粛が要請されました。
弊社のお客様の中には「旅行業」のお客様も居らっしゃいます。
旅行業様にとっては稼ぎ時であるゴールデンウィークに旅行が制限され、
世間はお盆の帰省なども自粛傾向にありました。
それゆえに、各旅行業社の業績へ大きなダメージとなってしまっています。
感染者数がなかなか減少しない中で、打開策を導くことが出来ていない会社様も多く、
2020年上半期の旅行業の倒産件数は13件となっています。
この数字は前年同期に比べて30.0%も増加している数字です。
過去の事案では、2017年に「てるみくらぶ」が話題となりました。
格安海外旅行ツアーの販売を手掛け、新聞広告を多く打ち出していたこともあり、
年齢層の高い顧客も多く、人気を博していましたが、経営難から倒産へと至っています。
その後、旅行業の大型倒産は発生していませんでしたが
今年に入り、世界中で新型コロナウイルスの感染が広がり、旅行客が激減しました。
訪日外国人もほぼゼロになるなど、その影響は計り知れない状況でしたが
日本国内の感染者が一時減少傾向となり、『Go Toキャンペーン』が打ち出されるなど
一時は”追い風”が吹くと誰しもが考えたと思います。
しかし実際のところは再び感染者数が増加し、
各地で過去最多の感染者数を更新するという状況になっています。
資金力に劣る中小零細企業の旅行業者のなかには
「これ以上、状況が悪化する前に事業を止める」という会社も少なくありません。
現に、東京都における旅行業登録抹消件数は2020年上半期で126件と、
前年同期の95件から32.6%増加しています。
この抹消理由の全てが新型コロナの感染拡大によるものなのかは定かではありませんが
過去の件数と比較して、少なからず影響があったと言っても過言ではありません。
こうした状況下にさらされている企業様は、旅行業に限らず多いかと思います。
弊社ではこのような資金繰りでお悩みのお客様を
ファクタリングやその他の資金調達でサポートさせて頂きます。
今後も苦しい経済状況が続くことが予想されますので
早めのご検討を頂ければ幸いです。
今後ともピーエムジー福岡支店をよろしくお願い致します。
ピーエムジー株式会社 福岡支店
営業部 小林