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スタッフブログ

2021.10.01  |  スタッフブログ

確認必須!ファクタリングは無担保無保証ということをご存じですか?

いつもピーエムジー株式会社オフィシャルブログをご愛読頂きまして、有難うございます。
ピーエムジー福岡支店の小林です。

今回お話させて頂きたいことが、
現在売掛債権早期資金化サービスをご利用の方、もしくはこれから利用しようと
ご検討頂いているお客様にお伝えさせていただきたいお話です。

「国内での認知度がまだまだ低く、売掛債権早期資金化サービスの内容がわからないと」
というお客様も多いので、ご説明させて頂きたいと思います。

売掛債権早期資金化サービスとは、銀行による融資とは違い、
担保や保証の必要がありません。

審査対象は売掛先の信用力ですので、
個人事業主さまなどの小規模事業者でも審査に通りやすいと言えます。

また、売掛債権早期資金化サービスの仕組みには、「2社間契約」と「3社間契約」があります。

2社間契約の場合は、御社さまとピーエムジーの2社のみで完結するため、
お取引先に売掛債権早期資金化サービスのご利用を知られる心配はありません。

3社間契約の場合、売掛先(御社のお取引先)の承諾を得なければご契約が出来ません。

ここでお伝えさせて頂きたいのは、
売掛債権早期資金化サービスには担保や保証は必要ないのです。

他社様からお乗換え頂くお客様からご契約内容など伺うと、
個人保証や個人担保を取られているといったケースが見受けられます。

初めてのことで当たり前のことだと思われていたようですが、
恐ろしいことですし、決してやってはならないことです。

初めてのご利用をご検討しているお客様、現在ご利用されているお客様も、
十分お気をつけ下さい。

何かございましたら、小さなことでもご対応させて頂きますので、
ご相談頂けましたら幸いです。

今後ともピーエムジー福岡支店を宜しくお願い致します。

ピーエムジー株式会社 福岡支店
営業部 小林

2021.09.24  |  スタッフブログ

佐賀県にて軽貨物運送業を営んでいらっしゃる企業さまの利用実例

いつも弊社のホームページ、利用事例をご覧いただき誠にありがとうございます。
ピーエムジー福岡支店 支店長の松本と申します。

今回のご利用事例は、一度お会いした後、ご連絡を何度かさせていただいていた
佐賀県にて軽貨物運送業を営んでいらっしゃる企業さまのご紹介です。

運送業界はコロナウイルスによる巣ごもり需要などで忙しくなり、
現在の従業員数は厳しいとのことでした。

受注量が増え、人材を外注で頼むにしても日払いや短期の雇用となり
一時的に資金ショートしてしまったとのご連絡いただきました。

緊急事態宣言によって多くの飲食店や商業施設が閉業してしまい、
運送業界では荷物の配送量が大幅に減少しました。

その一方でコロナウイルスによる巣ごもり需要で個人向けの配送量は増加しています。

緊急事態宣言やまん延防止対策等で外出自粛の傾向があり、
自宅からのネットショッピングや物を購入したり宅配サービスの利用が増えています。

このように外出自粛を支えているのも軽貨物運送業の方々だと思います。

今回のお客さまもおっしゃっていましたが、
荷物を配達するにあたり対面で人と接することが多く、一日のうちに沢山の方と接触します。

その中で、従業員さまにコロナウイルスの陽性者が出てしまい、
一時的に仕事ができない期間があったとのことです。

仕事はあるのに余儀なく収入を断たれ、治ってからも仕事が回らず
資金繰りがうまくいかなくなったとおっしゃっていました。

売掛債権早期資金化サービスは一時的な資金ショートや融資がおりるまでに
短期的にご利用していただくことが多いです。

今回のお客様も即日で対応してくれて助かると言っていただきました。

弊社はお客さまと二人三脚で経営改善を目指していきます。

不安定なご時世で今後なにが起こるか分からないので、
リスクヘッジの一つとして考えていただければと思います。

経営者様に一番に寄り添い、サポートさせていただきますので
お気軽にご相談いただければと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。

ピーエムジー株式会社 福岡支店
支店長  松本

2021.09.17  |  スタッフブログ

他社ファクタリング業者から請求される諸費用・・それは本当に妥当なものですか?

いつもピーエムジーご利用事例をご覧いただきありがとうございます。

ピーエムジー株式会社 西日本支社長の山内です。

先日お問い合わせを頂き、ご契約させて頂いたお客様のお話をさせていただきます。

このお客様は長崎県で鮮魚の卸売を営む事業主さまで
私からのお手紙を見てくださり、お問い合わせを頂きました。

お問い合わせ内容としては、現在他社ファクタリングサービスをご利用中で
腑に落ちない点があるとのご相談いただきました。

お話を聞いていくと、契約毎にお客様の会社まで担当者が来て契約を交わしていたそうですが、
担当者と会う度に現金手渡しで事務手数料を5万円支払っていて、
領収書を渡されない事に不信感を持ったとご相談いただき
今回、弊社ピーエムジーへの切り替えに動いて頂きました。

他社ファクタリング業者は諸費用を請求してくる業者もありますが、
弊社は売掛債権売買手数料のみの費用で、
その他の事務手数料や交通費などは一切費用はかかりません!

登記などに関しても、他社のずさんな対応を耳にすることがよくあります。

他社さまのサービスをご利用中で、
諸費用のお支払いなどに関し、不信感やご不明な点をお持ちのお客さまは
是非一度弊社までお問い合わせ頂けたら幸いでございます。

もちろん、ご相談だけでも構いません。

お気軽にご相談ください。

ピーエムジー西日本支社長
山内

2021.09.10  |  スタッフブログ

遠方のお客様でもスピード感を持ってご契約が出来る『電子契約』のご紹介

いつもお世話になっております。
ピーエムジー福岡支店 営業部の小林です。

今回は当日のお申込みで、電子契約にて14時には着金完了したお客様の事例を
簡単にではございますが、審査からご契約からまでの流れをご紹介させていただきます。

弊社、ピーエムジー福岡支店は博多に拠点を置いております。

その日、お問い合わせがあったお客様は沖縄県のお客様でした。

前日の夜にお問い合わせいただいていたものの、
社長様と直接ご連絡を取れたのは、翌日の早朝でした。

早速お話を聞こうとすると
『現場仕事なのでお昼しか時間が取れないのですが今日資金調達出来ますか?』とのこと。

「もちろん可能ですが審査にあたり
身分証明書、請求書と通帳をそれぞれ3ヶ月分がご必要なのですがご用意は可能ですか?」

そうお聞きし、大丈夫とのことでしたので、メールにてお申し込みのご案内をし、
必要書類を頂ければ午後イチで着金までご案内できますとお伝えしました。

その後、お昼にお申込書と成因書類の提出をしていただき、審査はすぐに通りました。

このコロナ禍という時勢もあり、弊社では電子でのご契約も積極的に取り入れております。

本来ではお客様の会社へ赴き、その上で実際に顔を合わせてご契約をしますが
沖縄県ということもあり、今回は電子契約にて契約を締結し、
14時には資金調達が完了していました。

このように、弊社では電子契約をを活用することと、
最短30分の審査でお申込から着金まで最短1〜2時間で完了します。

当日に必要なお客様は結構いらっしゃるので
今後もお役に立てるよう経営者さまにとって最善を尽くしますので
今後ともどうぞ宜しくお願いします。

ピーエムジー福岡支店
営業部  小林

2021.09.03  |  スタッフブログ

何かあった時、何か起こってしまう前にピーエムジーを頼ってください!

いつもピーエムジーブログをご覧いただきありがとうございます。
ピーエムジー福岡支店 支店長の松本です。

さっそくですが、今回は私のお客さまの事例を共有させていただきます。

営業をしていて一番多いご返答であると実感するのが
「今は必要ないです」というお言葉です。

必要ないというのが一番だと私どもも考えております。
しかし資金ショートというものはいつ起こるか分かりません。

社長がいくら経営の事を考え、会社のことを考え、従業員さまのことを一番に考えていても
取引先のご都合などで資金繰りがズレてしまうということは珍しくありません。

「今は全く必要ないよ」と、おっしゃっていたお客さまに、
『それはこちらも承知しておりますので、その上でお話しさせてください』と
ご面談の機会をいただき、弊社のサービスをご提案させていただきました。

今後何かあった時の為に弊社とのお付き合いを一度でもしていただくと、
例えば本当に資金ショートが起きた時、

『その日のうちに資金がないと困る!』

という状況に陥っても、一度審査に通っている為、迅速に対応が出来ますとお伝えし、
では保険の為にと、ご成約に至りました。

集金代行も終わり、何かあればご連絡くださいとのことでやり取りは終了しましたが、
しばらくしたある日、そのお客様から急遽ご連絡が入りました。

売掛先から今まで一度もズレた事ないんだけど
入金が10日程ズレてしまうとの事で支払いに間に合わないんです

切羽詰まった声でお電話を頂戴したので、すぐにお話を聞きに行き、
翌日には資金が必要とのことで、成員書類をすぐさま審査部に提出しました。

このお客様の場合、過去に一度ご利用いただいているので
審査もスムーズに進み、当日中には契約・入金という運びとなり、

何かあった時の保険として契約しておいたことが功を奏したよ

という温かいお言葉を頂戴することができました。

会社はどのような状況で、いつ資金ショートに陥るかはわかりません。
しかし実際にその状況に陥ってしまった場合、銀行ではスピード的に間に合いません。

最短即日で資金調達が出来る弊社を保険の為に知っておく、
また、本当に必要になったときに最速で資金を手元にご用意するために
一度でもご利用いただくということは最善の選択であると私は考えています。

何かあった時、何か起こってしまう前にピーエムジーを頼ってください。

いざという時会社を守るために先行投資を考えてみませんか?

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

ピーエムジー福岡支店
支店長  松本

2021.08.27  |  スタッフブログ

ノンバンクから売掛債権早期資金化サービスへ移行されたお客さまの実例

いつも福岡支店のブログをご覧いただきありがとうございます。
ピーエムジー西日本支社長の山内です。

さて、本日は売掛債権早期資金化サービスの利用事例についてご紹介いたします。

地域:福岡県
業種:建設業
年商:12億
ご利用金額:1500万

弊社サービスのご利用を検討していただいた経緯は、
今まで利用していたノンバンク系のサービスが閉業してしまったことが大きな理由となります。

銀行からの借入もすぐには厳しく、知人からの借入や
下請け業者に待ってもらうなどの検討をしていたとのことでした。

そこで売掛債権を早期に流動化できることを知り、
弊社のホームページを見て頂いたことで、前向きに検討してくださいました。

建設業の方は入金サイトと支払いサイトが違ったりする影響で、
売り上げは立っていても資金繰りがスムーズにいかないことがあるかと存じます。

そんなときにセカンドファイナンスをご用意するのは、
今の時代スタンダードになってきたと言っても過言ではありません。

この代表者さまは、知人から借りるのも、下請け業者に待ってもらうのも信用に傷がつき
総業30年続けられてきたお仕事への影響を一番に懸念されていました。

利用していただいた感想としては、スピードがとにかく早く
査定から契約まで即座に対応してもらい、大変便利で助かったと仰っていただきました。

今後の流れとしては、キャッシュフローの改善を図るために
弊社でコンサルティングさせていただき、M&Aにて資金調達のサポートいたします。

その資金をもとに更なる事業拡大まで弊社と共に進めることになっております。

社長さまに「ピーエムジーに出会えてよかった」と仰っていただけたことが
私としても、何よりの財産になります。

今後も多くのお客様にお喜びいただけるよう、
日々謙虚に学びお客様にとって有益な情報提供やサポートをしていきます。

少しでもご興味をお持ちいただけたましたら、お気軽にお問い合わせください。

ピーエムジー西日本支社長
山内

2021.08.20  |  スタッフブログ

福岡4度目の緊急事態発令~県、混雑場所への外出半減求める~

お世話になっております。
ピーエムジー福岡支店の小林です。

新型コロナウイルスの緊急事態宣言は今日8月20日、新たに福岡など7府県が対象に追加され、
計13都府県に拡大しました。

期間は9月12日までで、福岡県は宣言の発出に伴い、
再び酒類やカラオケを提供する飲食店に休業を要請することとしています。

また、百貨店などの大型商業施設には来店客の入場制限を要請し、
特に感染リスクが高い「デパ地下」は繁忙期の半数以下となるよう求める方針だそうです。

まん延防止等重点措置の対象も、鹿児島など10県が新たに追加され、計16道県に広がりました。

昨日19日の国内新規感染者は2万5千人を超え、2日連続で過去最多を更新しています。

福岡県に宣言が出るのは4回目で、
県内全域での飲食店の酒類提供停止は、5~6月の前回宣言時以来となります。

酒類やカラオケを提供しない飲食店には午後8時までの時短営業を要請し、
宅配や持ち帰り店などは時短要請の対象外となるそうです。

服部誠太郎知事は19日、
「非常に危機的な状況。最大の対策は一人一人の意識と行動にある」と協力を呼び掛けていますが

正直、4度目の発令となり国民の危機感も薄れてきているような気がします。

現に、筑後地区で20代以下の若者の感染が急増しているそうです。

全世代に占める割合は、第4波が猛威を振るった4月は3割だったものの、8月は5割に増加しました。
10歳未満も多く、保育施設の臨時休園が相次いでいるようです。

昨日、久留米市から市内の保育施設でクラスター(感染者集団)が発生したと発表されました。

コロナワクチンは普及されつつありますが、まだまだコロナは終息せず、余韻は続いています。
中小企業様のダメージは広がっていくばかりで、弊社にも多くのお問い合わせをいただいております。

もし何か少しでもご不安なことがあれば、弊社一同誠心誠意お力にならせていただきますので、
いつでもご相談お待ちしております。

今後ともピーエムジー福岡支店ならびに、ピーエムジーオフィシャルブログをよろしくお願い致します。

ピーエムジー福岡支店
営業部  小林

2021.08.13  |  スタッフブログ

遅れてやってきた“3度目の梅雨”・・・お仕事に影響は出ていませんか?

いつもピーエムジー福岡支店ブログをご覧いただきありがとうございます。
福岡支店 営業部の鈴木です。

九州地方で11日から降り続く雨は、少なくともあと1週間は続く見通しだそうです。

例年なら太平洋高気圧に覆われて晴天が続く時季だですが、
対馬海峡付近に前線が停滞し、専門家は「非常に珍しい気象条件」と指摘しています。

また、「3度目の梅雨のようだ」と災害を警戒する声もよく耳にします。

今年の九州北部の梅雨入りは5月15日で、統計を取り始めて2番目に早かったそうです。

ただ、しばらく晴天が続き、再び梅雨空となった6月中旬以降は
「2度目の梅雨入り」と受け止められました。

そのまま九州北部は大規模な災害に見舞われることなく、7月13日に梅雨明けを迎えたはずでした。

福岡管区気象台などによると、大陸から延びる前線は対馬海峡付近に停滞。
この時季には日本列島を覆うはずの太平洋高気圧が、九州全体を覆うほどに張り出していません。

このため、前線と高気圧に沿って流れ込む二つの暖かく湿った空気が
九州付近で合流して大雨を降らせているそうです。

日本気象協会九州支社の松井渉気象予報士によると、11日からの雨をもたらしている気圧配置は
例年であれば「7月上旬や中旬の梅雨末期にみられる」ということです。

季節外れの長雨は1週間先まで続くとみられ「遅れてきた梅雨」の様相を呈しています。

また、災害の危険性も高まっています。

現在の気圧配置は、広い範囲に浸水被害を出し、
佐賀と福岡両県で4人が亡くなった2019年8月の記録的大雨に似た状況だということです。

雨の勢いが強まったり弱まったりを数日繰り返し、
線状降水帯が発生すれば大規模災害に繋がりかねないと警鐘を鳴らす声も連日報道されています。

こうした不測の事態では、建設業の経営者様の場合
工事が予定通りに進められなかったり、運送業の経営者様も運送に遅延が出てしまったりなど
様々なトラブルが起きてしまう場合があります。

そういった場合、銀行融資などの資金調達では、調達までに時間を要しますが
弊社ピーエムジーであれば即日対応が可能ですので、経営者様のお力になれると自負しております。

リスク回避の一つの手段として、ぜひ弊社ピーエムジーを認識しておいていただけると幸いです。

今後とも福岡支店を宜しくお願い致します。

ピーエムジー福岡支店

営業部  鈴木

2021.08.06  |  スタッフブログ

黒字倒産の事例を、実際に起こった例を挙げて詳しくご紹介します

お世話になります。
ピーエムジー福岡支店 支店長の松本です。

皆さま、企業は一体いつ倒産すると思いますか?

企業が倒産するのは、損失を出した(赤字になった)時だけではありません。
支払うべき債務が支払えなくなったときに、企業は倒産します。

したがって、たとえその企業の業績が好調であったとしても、
支払うべき債務が支払えなくなってしまえば、会社は倒産してしまいます。

今回のブログでは、業績好調な企業が突然黒字倒産した事例として
実際にあった黒字倒産の事例を紹介していきたいと思います。

2015年4月30日、化学品や合成樹脂等の専門商社である企業が
民事再生法の適用を申請し、事実上の倒産に至りました。

この企業(以下、A社とします)は、2014年の3月期決算までは好業績を続けていました。

その後、中国の取引先から代金が回収できないなど、
傾注していた中国事業での失敗が表面化してしまったようです。

結果として債務超過に陥り、創業以来109年続いた歴史に幕を下ろす形となりました。

しかし驚くべきことに、このA社、倒産の直前まで好業績を続けていました。

明治29年に創業して以降、染料・工業薬品や化学薬品などで業容を拡大し、
平成18年には東証1部に上場します。

その後、2006年頃から中国への進出を強め、化学品や電子部品などの販売で業績を伸ばしました。

2014年3月期決算の連結最終利益は4期連続で過去最高を更新し、売上高は2千億円を突破します。
売上高、営業利益、経常利益、当期純利益とも毎期増収増益で、
2015年3月期も大幅に増収増益の予想となっており、さらには配当金も増加傾向にありました。

これだけをみると、A社の業績に文句の付けようはありません。

しかし、好調な業績とは裏腹に、中国の大口取引先からの代金回収が滞ったほか、
中国子会社の不正取引などによる特別損失計上で、2014年12月末時点で234億円の債務超過に陥ります。

A社の売上高のうち中国市場は7割を占め、
過大な中国依存度が屋台骨に大きな衝撃を与える結果に繋がって、倒産に至ることになりました。

倒産に至った直接的な要因は、中国の子会社で計上されていた売上債権(売掛金)に対して、
多額の貸倒引当金を計上した結果債務超過となり、負債総額約700億円が返済不能となったためです。

しかし、売上高は好調に伸びていたA社ですが、
ビジネスでの現金の流れを示す営業キャッシュフローは、2014年3月期まで5期連続でマイナスとなるなど
現金の管理が杜撰であったことが倒産の直接的な原因であると考えることができます。

本業のキャッシュフローがマイナスとなる一方で、
金融機関からの借り入れなどを反映する”財務キャッシュフロー”は膨らんでいて

営業キャッシュフローが継続的にマイナスとなっているツケを回収できないまま、
借り入れで財務キャッシュフローを向上させていました。

売上高は伸びているのにも関わらず、その売上代金を回収することができなかった・・・
つまりA社は商社として、モノを売るには売ったものの
肝心の資金回収ができていなかったと考えることができます。

これほどの巨額の損失を抱えておきながら、銀行からは多額の融資を受けていたところを見ると、
粉飾決算などの不正があった可能性もありますが、

いずれにしてもA社の倒産事例は、売上代金の回収、
つまり売掛金の回収が経営にとって非常に重要な意味を持っていることを教えてくれます。

営業キャッシュフローのマイナスが問題となる理由は、
それは「本業でキャッシュを獲得するどころか、キャッシュが失われている」状態を意味するからです。

企業が継続・発展するためにはキャッシュが必要不可欠です。
黒字決算が続いていても、キャッシュが足りなくなれば企業は倒産してしまいます。

損益計算書において黒字であるにもかかわらず、
営業キャッシュフローがマイナスの場合には注意しなければなりません。

黒字なのにキャッシュが逆に流出してしまって状態を意味しているわけなので、
なぜそのようになっているのか、その理由を詳しく分析していく必要があります。

こうした経営に関するサポートも、弊社では承っております。

また、提携の士業様とコンタクトを取り、経営改善についても支援させていただいております。

企業の経営に関する問題は簡単に解決できるものではありません。
総合金融サービスのプロとして、最善のご提案をさせていただきます。

ぜひピーエムジー福岡支店までご相談くださいませ。

ピーエムジー福岡支店
支店長  松本

2021.07.30  |  スタッフブログ

21年後半から22年にかけての世界経済の予想・・・対策は万全ですか?

ピーエムジー西日本支社長の山内です。
いつも福岡支店のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

新型コロナのインド由来の変異株「デルタ株」が九州でも猛威を振るっています。

各県は感染者の一部にデルタ株感染の疑いを調べる抽出検査を実施しており、
直近1週間の陽性率は九州で最も高い熊本が90%、次いで大分が75%という数値になっています。

九州全体でも48%に上っている現状から、
感染力の強さやワクチン接種が進んでいない若者の症状悪化が指摘されており
専門家は「デルタ株でも予防法は変わらないので、夏休みも気を緩めずに徹底を」と呼び掛けています。

世界経済は、国や地域によるばらつきを伴いつつも、
総じてコロナ危機による落ち込みから回復の動きを続けています。

欧米先進国では、ワクチン普及による重症化率の抑制などから防疫措置の緩和が進んできましたが、
世界的に変異株が拡大しており一部の新興国では防疫措置の強化を余儀なくされています。

また、部品・原材料の不足や価格上昇も世界経済の回復ペースを鈍らせる要素となっています。

21年後半から22年にかけての世界経済は、コロナ危機下での政策効果に支えられた回復から、
自律的な回復へのシフトが本格化するだろうと予想されています。

既存のワクチンが効きにくい新たな変異株の発現などのリスクを除けば、
基本的には大規模な防疫措置の必要性は段階的に低下していくとみられています。

先行きのリスクは、第一に、金融市場の不安定化で挙げられています。

米国金融政策の出口への動きが早すぎれば
米国金利の急上昇により株式市場や新興国市場などからの資金流出が加速、

遅すぎれば資産バブルや過剰な投融資を招き、その後の深い調整を余儀なくされます。

第二に、産業構造転換の遅れが挙げられます。

過度な財政・金融緩和の副作用として、企業や事業の新陳代謝が阻害された場合には
中長期的な成長力が鈍化するとみられます。

第三に、米中間の対立軸の拡大です。

中国が半導体サプライチェーンの要となる台湾などへの関与を強めれば、
米中間で地政学的な緊張が高まる恐れがあり、国際的な企業活動への打撃も大きいとみられます。

まだまだ世界的にコロナは収束する気配がなく、
これからどうなっていくのかと不安に思われている経営者様も多いかと思います。

そんな中で、弊社は日本の中小企業を下支えするのが使命だと考えております。

資金調達としての売掛金早期資金化サービスをはじめとして、
税理士・会計士・経営コンサルタントの先生と共に資金調達と経営改善に取り組んでおります。

中小企業の急場の資金調達を助け、資金難や黒字倒産など、
経営危機を回避する支援に本気で取り組みたいとの想いで日々奔走しております。

実績も多数あり、喜びの声も確かに寄せられるようになりました。
少しでも興味のある方はぜひお気軽にご相談ください。

担当が丁寧にご説明、また直接訪問させていただきます。

今後ともピーエムジー福岡支店を宜しくお願い致します。

ピーエムジー西日本支社長

山内